正しい家庭血圧の測定方法
 

 血圧は、運動・安静・入浴・排便・食事・睡眠・体調・精神緊張等の条件で著しく変わります。
測る前には、5~10分位安静にし条件を一定にした状態で測ることが望ましいです。




1.いつも同じ腕・姿勢・時間に測るようにしましょう
 (例)人によって左右差があります。
 左と右で血圧が10mmHg以上違う時は、高い方の腕で測りましょう。
 姿勢:座った姿勢が望ましいです。
 時間:朝-起床後すぐ、活動する前(食事、服薬前)
    昼-測ることのできる人は昼食前に
    夜-食後、ある程度の時間が経過してから
    その他-体の調子が悪いとき
2.測るときは、きついシャツ等で腕の上部を締め付けないようにしましょう。
3.血圧計は、腕と同じ高さのところにおいて測りましょう。
4.2回から3回計った平均値を記録します。
5.最高血圧(大きい方の数値)・最低血圧(小さい方の数値)と測定時間を記録しておくとよいでしょう。また、表示される場合には脈拍数も記録しましょう。
6.血圧計は、定期的に(年に1~2回)点検が必要。
7.高血圧の薬を飲まれている方へ

 主治医の指示がない限り、自分で判断して調節したり中止しないようにしましょう。
薬を途中で中止すると、血圧は以前の値に戻り時にはそれ以上に上昇し、高血圧による合併症を起こすことがあります。
 副作用や、何か異常のある時は主治医に相談しましょう。




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